戸建ての耐震基準適合証明書とは?さまざまなポイントについても解説

耐震基準適合証明書というものをご存じですか?
耐震性に関する証明書で、戸建ての耐震性能に関する重要な書類であるため、住宅購入の際にはよく理解しておきましょう。

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耐震基準適合証明書とは?戸建ての耐震基準を証明するために

地震が多い日本では、大きな地震によって家が倒壊してしまうということが少なくありません。
このようなことを避けるために日本では、建物が規定の耐震能力を持っているかを判断する基準が決められており、そのことを「耐震基準」と呼びます。
そして、その耐震性がきちんと基準を満たしているということを、建築士などの資格所有者が証明した書類のことを「耐震基準適合証明書」と言います。
住宅ローン控除は非耐火住宅で築20年以内、耐火住宅で築25年以内までしか受けることができません。
ただ、耐震基準適合証明書付きの物件を購入すると、この条件を超えた築年数の中古住宅であってもローン控除を受けることができるというメリットがあります。
耐震基準適合証明書は、簡単には取得することができません。
耐震基準適合証明書を取得するためには、耐震診断を受けて耐震性があるという証明書類を取得し、建築士事務所や指定の検査機関で発行してもらう必要があります。

戸建ての売買でも重要な耐震基準!旧耐震基準と新耐震基準とは?

耐震基準には「新耐震基準」と「旧耐震基準」があります。
現在の耐震基準は「新耐震基準」で1981年6月1日に施工されたものです。
それよりも前に施工された耐震基準を「旧耐震基準」と言います。
旧耐震基準は震度5強レベルの中規模地震が起きたときに、ほとんどダメージがない強さを持った建物であることを条件としています。
これに対して、新耐震基準は震度6強から7レベルの大規模地震が起きたときに、ダメージはあっても建物が倒れて人の命を奪わない強さを持った建物であることを条件としています。
このように、旧耐震基準の建物に比べると新耐震基準の建物のほうが強いという特徴があります。
ある程度の建物の強度は、その建物が建てられた年代から知ることは可能ですが、旧耐震基準の住宅にも頑丈なものがあります。
気になる中古住宅がある場合は、専門の建築士に依頼して耐震性能などの住宅診断をしてもらうことも、ひとつの方法です。

戸建ての売買でも重要な耐震基準!旧耐震基準と新耐震基準とは?

 

まとめ

耐震基準適合証明書はその住宅が規定の耐震基準を満たしていることを証明するもので、耐震基準適合証明書付きの住宅は築年数の長い中古物件であっても住宅ローン控除を受けることが可能です。
耐震基準には新耐震基準と旧耐震基準があり、だいたいの耐震基準は建物が建てられた時期から知ることができます。
私たち株式会社テクオスジャパンは、専門的な知識やノウハウを活用しお客様のニーズに真摯にお応えいたします。
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