空き家にある仏壇はどうしたらいい?対処法について解説!
空き家に仏壇があるとき、仏壇をどうしたらいいか迷う方は多いのではないでしょうか。
ここでは、そのような方に向けて、仏壇の対処法を、今の家に移す場合と処分する場合にわけてまとめましたので、良ければ参考にしてみてください。
空き家の仏壇の対処法~今の家に移す場合~
まず、空き家の仏壇の対処法としては、今の家に移す場合どうしたら良いかをご説明します。
空き家の仏壇を今の家に移す場合、寺院に依頼をして仏壇の魂を抜いたあとに、仏壇を運びます。
具体的には、移動させる1週間前から前日に、寺院に依頼をして空き家の仏壇にある魂を抜きます。
仏壇にお経を唱えてもらい、ご先祖の魂を抜く儀式を「閉眼供養(へいがんくよう)」、「魂抜き」などと言いますが、この儀式は仏壇を移動したり処分するときにおこないます。
そして、仏具を外して別に運び、仏壇は横にしないようにして、今の家に運んで設置をします。
仏壇を設置したあとに、仏具を取り付けて、僧侶に魂を仏壇に入れる儀式である「開眼供養(かいがんくよう)」をしてもらいます。
仏壇が大きくて今の家に入らない場合
空き家の仏壇が大きくて今の家に入らない場合、古い仏壇からコンパクトな仏壇に魂を移し替えることができます。
具体的には、今の家に新しい仏壇を設置します。
そして、寺院に依頼をして、空き家の仏壇の魂を抜きます。
今の家の仏壇に、僧侶に魂を入れなおしてもらいます。
そして、空き家の仏壇を処分します。
空き家の仏壇の対処法~処分する場合~
空き家の仏壇の対処法として、処分する場合は以下のような方法があります。
寺院へ処分を依頼する
魂を抜く儀式はおこなってくれますが、仏壇の引き取りは寺院により異なり、菩提寺であれば承諾してもらえることが多いと言われています。
費用としては、仏壇の大きさにより異なりますが、1万5千円から4万円が目安となります。
仏壇店に依頼する
仏壇の魂抜きと供養処分の儀式を依頼でき、引き取りもしてくれます。
費用は高めで、処分費用として3万円、魂を抜く費用として5万円が目安となります。
廃品回収業者に依頼する
処分の費用を支払って、基本的に処分のみ依頼することができます。
供養をしていないと、処分を引き受けてくれない業者もあるため、注意しましょう。
費用としては、引き取りのみで1万5千円から5万円が目安となります。
リサイクル業者に依頼する
仏壇の状態によりますが、無料から3万円程度で買い取りしてもらうことができますが、仏壇の魂を抜く儀式は自分でおこなってからとなります。
ゴミとして処分する
自分で解体し、粗大ゴミとして処分したり、自治体によっては臨時ゴミとして回収を依頼します。
臨時ゴミの場合は、費用として1,000円が目安となります。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理の料金に、仏壇の処理の費用が含まれ、業者によっては処分するだけでなく、供養もおこなってもらうことができます。
まとめ
空き家の仏壇の対処法としては、今の家に移す方法と処分する方法があります。
魂を抜く儀式など、必要な儀式があるため、方法をしっかり把握しておきましょう。
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