空き家のプロパンガスを放置するリスクと契約解除の方法を解説!
プロパンガスを放置した状態の空き家を多々見かけますが、都市ガスよりも火災やガス漏れのリスクが高いことをご存じでしょうか?
年に数回しか訪れない実家などは、プロパンガスを取り外しておいたほうが安全です。
今回は、空き家でプロパンガスを放置するリスクや、ガス契約を停止する方法についてご紹介します。
空き家のプロパンガスを放置するリスクとは
プロパンガスは各家庭でガスボンベを設置しなければいけない分、都市ガスよりも火災や爆発などのリスクが高くなります。
しかも、空き家の場合は長らくガスを利用していないので、ガス管の劣化やガスボンベに付帯する設備の故障に気づきにくいものです。
ガス漏れに気付かずにガスを点火してしまうと爆発事故に直結するため、隣家を巻き込む大惨事になりかねません。
空き家の管理にガスは必要か
「実家を管理するために、プロパンガスの契約を維持しておいたほうが良いのだろうか」と思う方もいますが、結論としては状況により異なります。
月に何度か訪れて、お湯やお風呂を沸かしたり、調理をする機会が多いのであれば契約を維持しておいたほうが良いでしょう。
一方で、年に数回しか訪れないなどの場合には、契約を維持するのにコストがかかり、火災のリスクもあるのでガスを停止することをおすすめします。
空き家のプロパンガスを停止する方法は
空き家のプロバンガスを停止する場合には、ガス会社に契約の解除を伝えてガスボンベや関連機器を撤去してもらいます。
通常はガスボンベやそれに付随する関連機器は、すべてガス会社のリースであるため、自分が所有する家であってもこれらを勝手に撤去することはできません。
春先や秋口などの引っ越しシーズンは、契約解除の申し込みをしてから工事までに2週間ほど掛かるケースも珍しくないため、日程に余裕を持ってガス会社に連絡しましょう。
未払い分のガス代については、基本料金は日割り計算となり、使用料は従量制で請求されます。
空き家のプロパンガスを停止するときの注意点とは
ガスを再開する場合には、ガスボンベや関連機器を新たに設置しなくてはならないので、ガスが使えるようになるまでには時間がかかります。
一方で、ガスを再開するときに備えて、ガスメーターなどの機器を残したまま契約を解除してしまうと、ガス会社が4年に1回実施する無料点検の対象外になるため、損傷箇所の発見が遅れてしまいます。
また、ガス設備の設置費用がガス料金に加算されている場合もあり、違約金や設備の買取を要求される可能性があることも注意点です。
まとめ
プロパンガスは放置するとガス漏れや爆発のリスクがあることから、とくに大きな地震が頻発している昨今においては、大事故につながる可能性があることを想定し、空き家を管理することが大切です。
長らく入居予定のない空き家などは、ガス会社に連絡して契約解除の手続きを済ませておきましょう。
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