住宅ローンを滞納したらどうなる？対処方法や借り換えについて解説！

住宅ローンを支払い続けていても、さまざまな事情で支払いが難しくなってしまうことがあると思います。
万が一、支払いを滞納してしまった場合は、どのようになってしまうのでしょうか。
この記事では、不動産の売却を検討している方に向けて、住宅ローンを滞納した場合の流れと対応について解説します。

弊社へのお問い合わせはこちら

住宅ローンを滞納するとどうなるの？

住宅ローンは、一度の延滞では任意売却や競売はありません。
まず、滞納が続いてしまうと、期限の利益を損失してしまいます。
期限の利益とは、住宅ローンを分割で返済する権利のことです。
この場合、残りのローンは金融機関から一括で請求されることを覚えておきましょう。
しかし、一括で請求されても、一気に返済するのが難しい場合はどうなるのでしょうか。
このときは、保証会社が間に入っていれば、代わりにお金を返済してもらえます。
残りのローンは保証会社へ返済していきますが、万が一、返済が難しい場合は任意売却や競売にかけられる可能性があります。

住宅ローンを滞納した場合に対処する方法

住宅ローンを滞納してしまった場合は、どのような対処方法があるのでしょうか。
まずは、銀行へ相談してみる方法です。
住宅ローンの支払いが難しい状況を伝えて、返済を待ってもらうことは可能か相談してみましょう。
一般的に、3か月ほどの滞納であれば許可してもらえる可能性が高いですが、入金日を約束することが条件です。
この他、任意売却する方法もあります。
任意売却とは、住宅ローンの残高が家の売却価格よりも上回っている場合に、売却する方法です。
競売よりも高く売れるため、返済するローンの金額を減らすことが可能です。
このように、銀行へ相談して返済を待ってもらうことと、任意売却の方法を検討してみましょう。

住宅ローンを滞納する前にローン借り換えを考えてみよう！

住宅ローンを滞納する前にできる対処法はあるのでしょうか。
具体的には、ローン借り換えを検討することをおすすめします。
ローン借り換えとは、ローンを借りている銀行を変えることです。
現在ローンを借りている銀行よりも低金利の条件が見つかれば、返済の負担が軽くなるメリットがあります。
くわえて、返済年数を長くすれば、毎月の返済額が減ることも利点です。
しかし、頻繁に住宅ローンを滞納していると信用情報機関に遅延情報が登録され、ローン借り換えもしにくくなってしまいます。
また、ローン借り換えには40万円から50万円のコストがかかるので、かえって負担が大きくなってしまう場合もあることに注意しましょう。
とくに、現在も金利が低い方は、借り換えによるコストの方が上回ってしまいます。

住宅ローンを滞納する前にローン借り換えを考えてみよう！