再建築不可物件の担保価値は?価値が低いときのメリットとデメリットも解説

物件を探している方は「再建築不可」という物件を見かけたことがあるかもしれません。
再建築不可物件とは名前のとおり、建っている家を壊して土地を更地にすると、新しく家を建てられない土地のことで、担保価値が低いなどと言われることがあります。
ここでは、再建築不可物件の価値は低いのか、担保価値が低いことによるメリットとデメリットについてご説明します。

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担保価値とはどんな価値?再建築不可物件は担保価値が低いのは本当?

「担保価値」とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に説明すると住宅ローンを組んだときに担保とした不動産を「売ったときにいくらになるか」という価値のことを指します。
住宅ローンを組むとき、金融機関は万が一返済されなくなってしまったときのために不動産を担保としており、返済されなくなった場合には、残りのローンは担保にしていた不動産を売却した利益を元に回収しています。
金融機関にとっては、ローンを組む不動産に担保価値があるかどうかはとても重要であり、ローンを契約するかどうかの判断基準のひとつです。
つまり、高く売れる不動産は担保価値も高いと言えるでしょう。
一度物件を壊してしまうとその土地に新しい建物を建てられない「再建築不可物件」は、住宅用地としては大きなデメリットを抱えています。
建物が建てられないとなると土地の用途は限られ、不動産市場ではほとんど需要がないと言えるでしょう。
そのため再建築不可物件は一般的に担保価値が低いと言われています。

担保価値が低い再建築不可物件のメリットとデメリット

担保価値が低いと言われる再建築不可物件にもメリットはあり、たとえば不動産や土地にかかる固定資産税が同じような条件の物件と比較すると、安価であることが多いです。
また、不動産を相続したときにかかる相続税の評価額も低いので、税制面でのメリットが期待できると言えるでしょう。
一方で、再建築不可物件は担保価値が低いため金融機関での住宅ローンを組むのが難しく、購入する場合は現金で一括購入しなくてはならないというデメリットもあります。
逆に売却したいときも購入希望者がローンを組めないため、購入者がなかなか決まらないといことも多いようです。
建て直しもできず、売却も難しい再建築不可物件ですが、活用する方法はいくつかあります。
建物を壊してしまうと再建築はできませんが、リフォームやリノベーションはできますので、内装を綺麗にし、賃貸物件として貸し出せば収益物件として活用することも可能です。

担保価値が低い再建築不可物件のメリットとデメリット

 

まとめ

再建築不可物件とは担保価値も低く、一見デメリットばかりが気になってしまいますが、活用の仕方によってはメリットをもたらすことがあります。
再建築不可物件の活用をお考えの方は、ぜひ本記事でご紹介した内容を参考にしてみてください。
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