借地権付きの不動産にまつわるトラブルとは?回避する方法もチェック!

借地権付きの不動産は購入費用を安く抑えることができるうえ、固定資産税をはじめとした土地の税金を払う必要がないことがメリットです。
ただ、借地権付きであるために生じるトラブルもあるため注意する必要があります。
今回は、借地権にまつわるトラブルとはどんなものか、そして回避・解決する方法もあわせて見ていきますのでぜひチェックしてみてください。

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借地権付きの不動産で生じるトラブルとは?

借地権付きの不動産ではどのようなトラブルが起きているのでしょうか。
ここではいくつかのトラブル例を紹介していきます。

1.名義変更に関するトラブル
土地を借りていた人物が亡くなり借地権を相続するときに、名義変更料を要求される場合があります。

2.共有名義に関するトラブル
共有名義で相続してしまい、遺産分割協議で借地権のある土地を誰が相続するのか意見が合わない場合があります。

3.借地の返却に関するトラブル
借地権を相続するにあたって、借地を返してほしいと土地所有者から求められる場合があります。

4.更新料の支払いに関するトラブル
当事者のあいだで取り決めたことが明文化されておらず、契約書に記載されていない更新料を支払うように求められる場合があります。

5.更新に関するトラブル
契約期間満了のタイミングで土地所有者から土地を返すように求められる場合があります。

借地権のある物件で生じるトラブルを回避・解決する方法

次に、上記のトラブルを回避・解決する方法について紹介していきましょう。

1.名義変更に関するトラブル
土地の相続や名義変更は料金を支払う必要がないため、拒否することが可能です。

2.共有名義に関するトラブル
共有名義による借地権は全員が同じ意見でなければなりません。
借地権の売却も全員の同意を得る必要があるため、もしも意見が割れてしまったら弁護士などに相談しましょう。

3.借地の返却に関するトラブル
借地権の相続において土地所有者による承諾は不要のため、相続を理由に返却を求められても応じる必要はありません。

4.更新料の支払いに関するトラブル
更新料は法律によって義務づけられていないため、契約書に記載がなければ支払う必要がありません。

5.更新に関するトラブル
借りている土地に建物がある限り、契約期間満了になっても借地契約は更新されます。
そのため、土地を返す必要はありません。

借地権のある物件で生じるトラブルを回避・解決する方法

まとめ

借地権にまつわるトラブルとはどんなものか、またそれを回避・解決する方法もあわせてご紹介しました。
借地権付きの不動産は安い価格で購入することができますが、さまざまなトラブルが生じる可能性があります。
土地を借りている側は立場が弱いため、土地所有者の決めたことに従わなければならないと思いがちです。
ただ、法律によって守られるべき権利もあるので落ち着いて対処しましょう。
トラブルで困ったときには、早めに弁護士などに相談することをおすすめします。
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