借地権を第三者に買取ってもらうことはできる?借地権買取の流れや注意点とは?
借地権付きの不動産は、買取ってもらうことはできるのでしょうか?
転勤や子どもの成長など、長く住むつもりだったけれど、さまざまな事情で手放したいと考えている方もいるかもしれません。
今回は、第三者による借地権の買取について詳しく解説しますので、借地権付きの不動産を所有している方は、ぜひチェックしてみてください!
借地権付きの不動産を第三者に買取ってもらう際の流れとは
まず、第三者に借地権付きの不動産を買取ってもらう場合、どのような流れで進めていくのか詳しく見てみましょう。
買取ってもらう不動産会社を探す
借地権付きの不動産を売却する場合、権利が複雑なことと、地主も交えての交渉となるため、高い交渉スキルや知識が必要となります。
不動産会社に足を運んだり、HPで実績を調べたりするなど、スムーズに交渉を進めてもらえる不動産会社を探しましょう。
地主と事前交渉をする
不動産会社を決めたら、まずは自ら地主に売却したい意向があることを伝えましょう。
借地権付きの不動産は、地主側の権利が強くなるため、トラブルが発生すると売却がスムーズに進まない可能性もでてきます。
地主に誠意を示すためにも、まずは地主に相談してから、現地調査に進みましょう。
現地調査と借地権の査定をする
不動産会社に現地調査と借地権の査定をしてもらい、適正な査定価格を提示してもらいます。
借地権付き不動産は、権利が複雑なため、買い手が付きづらく安い査定価格になる傾向にあることを頭に入れておきましょう。
地主と条件交渉をおこなう
査定額がでたら、地主と建替え承諾の条件調整、譲渡承諾の条件の調整、地主と新借地人の条件などの交渉をおこないます。
なお、借地権の売却をおこなった場合、地主に対して10%程度の譲渡承諾料を支払うことになります。
借地権の買取成立と引き渡し
地主が買取条件に承諾をしたら、不動産会社と借地権の売買契約書を交わして買取が成立します。
地主とは、譲渡承諾書を交わして、借地権の所有権移転登記をおこないます。
借地権付きの不動産を第三者に買取ってもらう際の注意点
必ず地主を交えて交渉する
借地権の買取は、地主の権利が最優先されるため、地主が同意しない限り交渉は進められません。
交渉に不手際や不義理がないよう、慎重に進めましょう。
交渉に強い不動産会社を選ぶ
地主との交渉や複雑な権利など、借地権の買取には交渉力や専門の知識が特に重要です。
借地権の売買に特化した不動産会社を見つけることが、ポイントになります。
まとめ
借地権を買取ってもらう場合は、地主との交渉や専門の知識が必要です。
トラブルを起こさずスムーズに買取を進めるためにも、信頼できる不動産会社選びが重要となります。
私たち株式会社テックトップジャパンは、専門的な知識やノウハウを活用しお客様のニーズに真摯にお応えいたします。
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