不動産を売却するときはインスペクションを実施しておくと安心!

不動産の売却をお考えでしたら、住宅を調査してもらえる「インスペクション」を検討してみましょう。
実施すると安心につながりますし、他にもメリットがあるのでおすすめです。
今回は不動産の売却をご検討中の方に、インスペクションのメリット・デメリットや注意点についてご説明します。

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不動産を売却するなら検討したいインスペクションのメリット・デメリット

インスペクションは、専門家におこなってもらう住宅の調査です。
中古住宅を売却するときは、売主は買主に不具合などを伝える義務があります。
もし伝えずに売ってしまい、あとから不具合などが見つかると、「契約の内容に一致しない」ことになってしまいます。
すると、故意に伝えなかったときはもちろん、売主が知らなかった場合でも、契約不適合責任を問われてしまうのです。
契約不適合だと見なされると、修理や損害賠償が発生しますし、契約解除となってしまう可能性もあります。
ただ、住宅の状態を自分の目だけで確認するのには限界がありますし、不安もあるでしょう。
そこで考えたいのが、インスペクションです。
基礎や柱、壁などの主要な構造について、状態や雨水の浸入がないかなどを見てもらえます。
資格を持った専門家がしっかりとチェックするので信頼できますし、合格した住宅は安心できることから、買手が見つかりやすくなるとも考えられます。
住宅の状態をきちんと契約書に記載できますから、あとから契約不適合責任を問われる心配が少ないこともメリットでしょう。
ただしインスペクションは、費用や時間のかかることがデメリットです。
費用は基本が5万円前後で、オプションをお願いすると料金が上がります。
また、調査にかかる時間は1~3時間ほどですが、依頼から報告書の完成までには2週間くらいかかるケースが多いです。
もし依頼するときは、スケジュールに余裕を持つように心がけましょう。

不動産の売却でインスペクションを実施するときの注意点とは?

中古住宅の売買において加入できる保険に、「瑕疵担保保険」があります。
住宅に瑕疵が見つかったときに補修費用をもらえるので、売主にも買主にもメリットのある保険です。
インスペクションはこの保険の加入要件なのですが、ここで注意点があります。
それは、要件を満たさないインスペクションもあることです。
インスペクションには、似たようなサービスが存在し、名称もさまざまです。
もし瑕疵担保保険の加入をお考えでしたら、要件を満たすかどうか、必ず確認しましょう。
判断が難しいと感じたら、売却を仲介してもらう不動産会社に相談することがおすすめです。
また、インスペクションの対象は「建物」ですから、土地や環境についての問題は自分で対応する必要があります。
「土壌汚染がある」「近所に騒音を出す施設がある」なども、契約不適合責任の対象になるものですから、買主にきちんと説明しておきましょう。

不動産の売却でインスペクションを実施するときの注意点とは?

まとめ

インスペクションは、安心して住宅を売るためにおすすめの調査です。
買主の信用を得やすいため、「できるだけ早く、そして高く売りたい」とお考えでしたら、検討してみましょう。
その際はメリット・デメリットや注意点をしっかりと把握して、信頼できるところにお願いしましょう。
私たち株式会社テクオスジャパンは、専門的な知識やノウハウを活用しお客様のニーズに真摯にお応えいたします。
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